- 自社で契約書を作成すると手間がかかりすぎる
- 契約書を作成してみたので、プロの目によるチェックをしてほしい
契約書を作成するときには、弁護士によるリーガルサービスをご活用ください。
このページの目次
1.契約書作成、リーガルチェック(レビュー)とは
弁護士に契約書関連の依頼を出すときには「契約書作成」と「リーガルチェック(レビュー)」の2通りの方法があります。
以下でそれぞれのサービスの特徴や違いをみてみましょう。
1-1.契約書作成とは
契約書作成とは、弁護士に1から契約書を作成してもらう方法です。自社でたたき台を作成する必要はありません。ただし契約の背景となる状況や関係資料等は弁護士に提示する必要があります。
またリーガルチェックより料金が上がるのが通常です。
1-2.リーガルチェック(レビュー)とは
リーガルチェック(レビュー)とは、自社で契約書のたたき台を作成し、弁護士に内容をチェックしてもらう方法です。契約の相手先が作成したたたき台についてもレビューを受けられます。
リーガルチェックを受ければ、将来リスクとなる点を指摘してもらえて訂正できるので、紛争予防に役立ちます。
契約書作成よりは費用を抑えられるので、コスト的なメリットもあるでしょう。
2.契約書作成、リーガルチェックの選び方
2-1.契約書作成をお勧めするケース
- 契約の内容が複雑
契約の内容が複雑な場合、自社でたたき台を作成するのは難しくなるでしょう。大きな労力がかかってしまうので、はじめから弁護士に依頼するメリットが大きくなります。
- 法的な構成がわからない
契約には「賃貸借契約」「委任契約」「請負契約」などの法的構成があります。ただ、現代では典型契約に当てはまらない契約も増えています。構成がわからないなら、当初から法律の専門家である弁護士に作成を依頼しましょう。
- 自社に契約書作成に割けるリソースがない
経営者と事務員が2人でまわしているなど、小規模で契約書作成に避けるリソースがないなら弁護士に作成を依頼しましょう。
2-2.リーガルチェックをお勧めするケース
- 契約内容が単純
契約内容が比較的単純で、自社でもたたき台程度なら作成できるなら、弁護士にはリーガルチェックのみ依頼するとコストを削減できます。
- 自社である程度対応できる
法務部とまではいかなくても、社内にある程度契約書作成に割けるリソースがあるなら、まずはたたき台を作成しましょう。弁護士にはリーガルチェックだけお願いすればコスト削減になります。
- 費用を抑えたい
なるべく費用を抑えたいなら、作成そのものよりリーガルチェックのみ依頼するのがお勧めです。ただし契約内容が複雑、自社での対応が難しいなどの状況があるなら、無理せず弁護士に作成を依頼しましょう。
- 相手から契約書を渡された
相手がたたき台を作って内容に確認を求めてきたら、記名押印前に弁護士へレビューを依頼しましょう。
金沢で契約書の作成やリーガルチェックを依頼する弁護士をお探しなら、ご相談ください。